- yuko Oishi
- 1 日前
- 読了時間: 4分
夢九。 in ART INPUT 2025
会期:2025年5月29日(木)~6月1日(日)
会場:Gallery IYN
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夢の中で見るような、煌びやかな色彩を追い駆けて 夢九。は、時に「こんなに沢山色を使っては、くどい印象になるのでは」と不安になるくらい、画面いっぱいに様々な彩を散りばめたデジタルイラストを描いてきた。
創作の軸たる部分に変わりはないが、昨年4月の「GIFT展」に参加をした際は、他の出展者の様々な表現手法に刺激を受け、以来彼女は、自らが得意としていた塗り方以外の手法にも挑戦しているという。デジタル画だけでなく、水彩イラストも練習中だそう。
また、これまでに発表してきた作品たちは全体的に柔らかで穏やかな風合いのものばかりだったが、コンディションがすぐれない時に描いたラフの中には暗い雰囲気のものもいくつかあり、それも作品に仕上げてみてはと考えているのだとか。
5月に開かれる「ART INPUT展」は、夢九。 の成長・進化を感じられる展示になりそうだ。
Q.これまでの創作活動の中で、あなたの一番の代表作と思われる作品を教えて下さい。
また、何故その作品をお選びになりましたか。
夢九。:代表作は「たんぽぽ」です。
花の中でも特に好きなタンポポのキャラクターを描きたいと思い描いた作品で、お気に入りのキャラクターデザインとして仕上げることが出来ました。
春の訪れを待ち望むワクワクとした気持ちや暖かさが伝わると嬉しいです。

「ART INPUT展」では、「たんぽぽ」で描いたキャラクターが登場する別のイラストも披露できればと考えているそうで、今後もこのキャラクターと長く付き合っていきたいと 夢九。は考えている。
また、まだ描き起こしたことはないが、たんぽぽの綿毛をイメージしたキャラクターの構想もあるそうだ。
花の擬人化は「たんぽぽ」が初めての試みだったが、作中に花を描き込むことは多く、制作にあたっては季節感を大切にしているので、今後も季節折々の花が彼女の作品の中で花開くことだろう。
他の花のキャラクターも増えるかもしれない。
「たんぽぽ」で描かれたキャラクターの眼差しからは、春を迎える喜びだけでなく、新しい仲間との出会いへの期待も感じられるようだ。
Q.貴方の創作の方向性を決定づけた時期や出来事、また影響を受けたアーティストや作品などがあれば教えて下さい。
夢九。:方向性については現在ひたすら模索中です。
絵を描くうえでの影響として今思いつく人物としては、学生時代の友人です。
その友人の一人にとても絵が上手でなにより楽しそうに絵を描く子がいます。
その姿を見ているうちに
自分の“好き”を思いつくまま自由に描き出すことはとにかく楽しくかっこいいことだ、と強く思うようになりました。
今でも彼女の絵の投稿を見かける度に、私ももっと絵が描きたい、描けるようになりたい!と創作心が奮い立ちます。

学生時代の友人もそうだが、夢九。がその画力の高さに感嘆し、尊敬するクリエイター達にはある共通の傾向が見られるという。
それは、自らの作品に対する並々ならぬ愛情であり、自らが生み出すキャラクターに対しての溢れんばかりの思いを隠すことなく、「好き!」「可愛い!」という気持ちを前面に押し出している事。
その姿勢に倣って、夢九。もまた、自らが愛してやまないキャラクター達と共にこれからも歩み続けて行く。
描いたキャラクターを好きになれれば、「次はこの子を、こんな場面で描いてみたい」「この子にこんな仕草をさせてみたい」と、新たなアイディアがどんどん浮かんでくる。
「好き」という気持ちが追い風となって、創作という名の海に浮かぶ 夢九。の小舟は、前へ前へと進んで行くのである。
取材の最後に、彼女に次のような質問を投げかけてみた。
Q.これまで創作において、人生において、苦しい状況に陥った際にどのようにして乗り越えてこられましたか。
夢九。:創作においては、現状も自分は何が描きたいのか、この先何を目指して作っていきたいのかを 迷っている最中です。
自分の心が踊るポイントを沢山見つけていきたいです。
自分の生き方について思い悩んでしまった時や、何をどう進めたらいいのか分からなくなってしまった時は、とにかく満足するまで自問自答を繰り返して紙に書き出していました。
それすらできない時はお風呂でひたすらぼーっと湯船に浸かってみたりしてました。それも出来なければ睡眠。
(取材/執筆:大石)
夢九。の作品を心ゆくまで堪能できる4日間
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