- yuko Oishi
- 3 日前
- 読了時間: 4分
みつきみお in ART INPUT 2025
会期:2025年5月29日(木)~6月1日(日)
会場:Gallery IYN
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幼い頃から絵を描くことが好きで、小学生時分にはよく図書館でファンタジー小説を読み耽っていたこともあり、みつきみお が描くイラスト作品たちは、全体的にお伽噺のような雰囲気が漂っている。
制作にあたっては、常に「物語を想像できるような作品を」と意識しているそうだ。
愛用している透明水彩とは、学生時代からの付き合い。
描く度に違った広がり、滲みを見せてくれる点が魅力であり、その性質を生かせるよう、特に大きな面を塗る際には多数の色をまばらに重ねるようにしているそうだ。
また、ラメなどの入ったキラキラと輝く画材をアクセントに使うこともある。
そうして、いつまでもゆったりと眺めていたくなるような、深くて優しい画面が生み出されているのだ。
中でも、心が吸い込まれるような蒼い蒼い夜空を描いた作品たちは、とても印象的である。
Q.これまでの創作活動の中で、あなたの一番の代表作と思われる作品を教えて下さい。
また、何故その作品をお選びになりましたか。
みつきみお:「夜露を一粒」は私らしい世界観を表現できていて、気に入っています。
コロナ禍で作業配信しながら制作した作品なので、みなさんに見守ってもらいながら作ったという思い出もあります。

コロナ禍で参加予定だった展覧会が中止になることも多く、どうにか作品を見てもらう場を設けたいと考えて、みつき は作業配信に初挑戦をした。
配信を流しながら自身も作業をしたという作家仲間も多くあり、まるで皆で一緒に絵を描いているような感覚で、物理的な距離はありながらも、仲間との絆を再確認することが出来たという。
今は配信を休止しているが、いずれは再開したいと考えているそうだ。
彼女は仲間同士だけでなく、鑑賞者との関わりも等しく大切に考えている。
展示の折、感想用ノートに寄せられるコメントに励まされることも多いそう。
自分がこだわっている点について「好き」と言ってもらえた際の喜びは一入だ。
「もっともっとスキルアップして、皆さんのお目に止まる作品を沢山描きたいです」
そう みつき は話してくれた。
また「私の“好き”が詰まった作品が、誰かの“好き”になれたなら本望です」とも・・・
Q.貴方の創作の方向性を決定づけた時期や出来事、また影響を受けたアーティストや作品などがあれば教えて下さい。
みつきみお:明確なきっかけがあるわけではないですが、小さい頃ファンタジー小説を読むのが好きで、今の世界観にも影響を与えていると思います。
作品を作っていく中で、「青色の作品なのに温かい」と言ってもらえることが多く、そこで自分は青色が得意なのかもと気づきました。

鑑賞者から教えられた自身の個性を伸ばすべく、輝く星や灯火など、夜の景色の中に何かしらの光源を意識的に描くようにしていると みつき は語る。
暗闇は恐ろしいものであると捉えられがちかもしれないが、同時に嫌なことや辛いことを包み隠してくれる温かさも持っていると彼女は考え、そんな優しい夜の表現に相応しい描き方を、今も模索中であるという。
週末など制作に没入するひとときは、ワクワクと心が弾む楽しい時間であるそうだ。
取材の最後に、彼女に次のような質問を投げかけてみた。
Q.これまで創作において、人生において、苦しい状況に陥った際にどのようにして乗り越えてこられましたか。
みつきみお:目の前のことをやる!を意識してます。やっていくうちになんとかなるかと考えてます。
(取材/執筆:大石)
みつきみおの作品を心ゆくまで堪能できる4日間
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