- yuko Oishi
- 7 時間前
- 読了時間: 4分
ヒカルアズサノキ in ART INPUT 2025
会期:2025年6月5日(木)~6月8日(日)
会場:Gallery IYN
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コロナ禍の中で「何か自宅で出来る事を」と、絵を描き始めて約3年。
自分を表現するツールが増えたことで、毎日がとても充足したものになっているとヒカルアズサノキは語る。
また、絵を描くということが即ち”喜び”であるのだ、と。
当初は不慣れなところもあったが、今ではすっかり制作が日常に馴染んでいる。
自分のペースで、無理のない範囲でのんびりと・・・
ペンやマーカーに色鉛筆、時には貼り絵という形もとって、彼女は季節感を大切に、あどけなく愛らしい女の子たちを主人公にしたイラストを描き続けている。
Q.これまでの創作活動の中で、あなたの一番の代表作と思われる作品を教えて下さい。
また、何故その作品をお選びになりましたか。
ヒカルアズサノキ:「きょうは わたしが ケーキ つくるよ」
最近の作品です。新しい作品も皆さまに見ていただければと思いました。

「きょうは わたしが ケーキ つくるよ」は、クリスマスの時期に描いた作品だ。
クリスマスツリーもサンタクロースの姿もないが、少女の姿からは、特別なイベントを前にした胸の高鳴りが感じられ、この後に彼女が家族と囲むクリスマスディナーの情景までもが見えてくるようだ。
大人用のエプロンなのだろう、肩紐がずれているところが何とも愛らしい。
この絵の他にも、ハイヒールを履いてみたり、すました顔で大人びたフリをするおしゃまな少女が、ヒカルアズサノキの絵には多く登場する。
それは、ヒカルアズサノキの少女時代とは正反対の姿であるのだそう。
自分にはなかったものだからこそ、大人の世界に憧れて背伸びをする少女の仕草が、とても眩しく、そして愛おしく感じられるのだとか。
思わず抱きしめたくなるような、目に入れてもちっとも痛くないような少女たちは、鑑賞者の心を優しく和ませてくれる。
作品に買い手が付いた際の心境について訊いてみると、「購入者の方の心に、何か響くものを描けていたのかなと思って嬉しくなります」と、ヒカルアズサノキは話してくれた。
そして作品の門出にあたっては、ただただ「幸せになってね」と願いを込めて送り出しているのだそうだ。
Q.貴方の創作の方向性を決定づけた時期や出来事、また影響を受けたアーティストや作品などがあれば教えて下さい。
ヒカルアズサノキ:小さい頃から親しんできた絵本や児童書の影響を受けているかもしれません。

これ迄とは違う方向性の作品も描いてみたいと考え、ヒカルアズサノキは女の子だけでなく、植物を主人公にしてみたり、デザイン性を重視した作風に挑んでみてはどうだろう・・・と、新しい表現も摸索中であるという。
毎日の生活の中であったり、展覧会参加であったり、様々な場面で日々たくさんの気づきがある。
それらを何かしらの形でアウトプットできたらと、試行錯誤しているそうだ。
もし間に合うようであれば「ART INPUT展」でも、そうした作品も披露したいとのこと。
漠然とではあるが、日常のインプットだけでなく、旅行など普段とは全く違う環境へも出掛けて、そこで何かを持ち帰ることが出来たら・・・とも考えているらしい。
取材の最後に、彼女に次のような質問を投げかけてみた。
Q.これまで創作において、人生において、苦しい状況に陥った際にどのようにして乗り越えてこられましたか。
ヒカルアズサノキ:自分と向き合うこと。
(取材/執筆:大石)
ヒカルアズサノキの作品を心ゆくまで堪能できる4日間
ART INPUT2025を、どうかお見逃しなく!
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