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板橋可奈 in ART INPUT 2025


会期:2025年2月13日(木)~2月16日(日)

会場:Gallery IYN


~会期中の通販購入について~


展覧会初日に、展示会場の様子が本ページ内にアップされます。

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絵画
「 五九 」



補足質問1どのようなコンセプトで作品を作っておられますか

抽象画


補足質問2どのような画材・技法を用いて作品を制作しておられますか

カラーサンドをベースにラメやパールパウダーを混ぜて制作しています


物心がついた頃から、喜怒哀楽や小さな感情の揺れ等、あらゆる思いはキラキラとした色味を帯びて、まるでオーロラの光のように頭の中でたゆたっていた。

その色調は時には深く濃く、また時には淡く薄く、刻一刻と移り変わり、複雑なグラデーションを見せている。

脳内に広がるこの美しく不思議な色合いを、何とか再現できないものか・・・

そんな思いから、板橋可奈はカラーサンドをベースに、ラメやパールパウダーを用いて、独創的な色彩表現で彼女にしか見えない世界の可視化を試みている。


脳裏に浮かんだ色をそのままに鑑賞者に届けるべく、純粋な抽象表現に拘っており、制作番号を作品タイトルすることで説明的な要素を排するなど、その姿勢は徹底されている。




Q.これまでの創作活動の中で、あなたの一番の代表作と思われる作品を教えて下さい。

また、何故その作品をお選びになりましたか。


板橋可奈:「五〇」です。

キラキラしたラメ感や光沢感が私の代表作です。


絵画
「 五〇 」

今も、再現したい色をそのままに描けている訳ではないが、現在の描画手法・描画素材に辿りついたことで、板橋は自身の目指す表現に大きく近づいた。

はじめはカルチャースクールで絵の基礎を習い、水彩やアクリル絵の具で描画を試してみたが、どうしても望む色・質感を生み出すことが出来なかったそう。

絵だけに留まらず、ネイルアートやボディーペイントにも挑戦し、粘土造形や手芸にも挑戦したが、やはり何か違う。

描きたいものははっきりと見えているのに、それを表現する術が見つからない・・・

そんなもどかしさを長らく抱えていたからこそ、突破口が開けた時の嬉しさ、清々しさは格別だったという。


カラーサンドにパウダー、粉末状の素材を画面に定着させるにあたって、どんな溶剤を用いるかによって色の仕上がりが大きく変わる。

色の鮮やかさが失われず、またラメの輝きも失うことなく、理想的な役割を果たしてくれるメディウムは決して多くはない。

ラメだけでなく、「これぞ」と思える答えを粘り強く探し求めた彼女の努力もまた、作品に輝きを与えているのかもしれない。




Q.貴方の創作の方向性を決定づけた時期や出来事、また影響を受けたアーティストや作品などがあれば教えて下さい。


板橋可奈:幼少期から頭の中に渦巻く色を社会人になってから表現したいと思いました。試行錯誤した結果、ラメやパールパウダー、カラーサンドアートで抽象画を描く表現にたどり着きました。


絵画
「 五一 」

自らの手で何かを創り出し、表現者として作品を発信したいという思いは保育園児の頃からあったようだと、板橋は幼年期を振り返る。

しかし、その思いを実現するために何をすれば良いのか、表現手法をどうやって探せば良いのかは、大人になるまでわからずにいた。


そこから一歩進むことが出来たのは、社会人になって自由な時間を持てるようんあり、自分の行動にも責任を持てるようになったから。

時間をかけて成長した蕾は、時宜を得て鮮やかに花開いたのである。


作品をSNSや展覧会で発表してみると、作品は彼女の手から離れて、鑑賞者一人一人の思いを映す鏡となる。

時には作者自身も考えもしなかった発想や着眼点で、作品を自由に楽しんで貰えることもあり、それこそがアートの醍醐味であると板橋は考えている。


オーダー作品を手がける際は、自分の内的世界とは違う切り口から作品と向き合うため、とても勉強になっているとのこと。


作品を通した人々との交流は国内だけに留まらず、板橋の作品は1年に1度 海を渡る。

まるでスタンプラリーを楽しむような感覚で、今までに訪れた事のない国を選んで、心惹かれる出展先を探しているのだそうだ。


彼女に、次のような質問を投げかけてみた。




Q.これまで創作において、人生において、苦しい状況に陥った際にどのようにして乗り越えてこられましたか。


板橋可奈:頭の中の色を現実に再現するため様々な素材を試してきました。


(取材/執筆:大石)

 

板橋可奈の作品を心ゆくまで堪能できる4日間

ART INPUTを、どうかお見逃しなく!


板橋可奈のSNSも、是非ご覧ください。

Instagram:@kirazna_k

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